5月13日、歩行支援アプリアイナビの勉強会を開催しました。参加者は、ユーザー3人、サポーター3人、オンライン3人でした。
オンラインの参加者も含め、アイナビアプリの使い方について意見交換を行いました。その後、意見交換で出たアドバイスに基づき、アイナビの設定を行い、姫路市役所周辺で歩行体験を行いました。


意見交換の内容


  • ◆体験された方の意見の一例
  • 使ってみたが、何もしゃべってくれない。
  • 信号については教えてくれなかった。また、コンビニを過ぎてからコンビニがありますと通知が遅れる。
  • ホームセンターの駐車場から出てくる車を検出できない。 iPhoneを右左に向けると信号を検出できるが、普通に歩いていては信号を検出できない。 障害物の検出の信頼性が低いが、 案内モードで「正しい方向です」という案内は非常に役立つ。また、右折、左折の指示も遅れることが多い。


期待される歩行支援アプリ


アイナビアプリは、目的地まで音声の案内のほか、画像認識技術を利用して、信号、人、車、電信柱、点字ブロック、横断歩道を認識し、音声で知らせてくれる新しいタイプのアプリです。
また、歩行者信号だけを正確に認識してくれるアプリOKOなども最近リースされました。今後も、歩行支援アプリは改良され、新しいアプリが次々と発表されることを期待しています。
・勉強会の詳細ページへ
・スマホサポーターを募集中。スマホに関心のある方!専門的な知識・技術は必要ありません。

右の写真は、アイナビアプリの画面です。認識された障害物がマーカーで囲まれています。



問合せ先


・Tel:  079-228-5856(栗川)
・e-mail:  info-ABC-@voice.digital-society.org
 なお、送信の場合、上記アドレスの-ABC-の部分の削除をお願いします。
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姫路デジタルサポート

私たちは、「見えない人」や「見えにくい人」のデジタル活用、特にスマホの普及促進活動を行なっています。姫路市や明石市、加古川市やその周辺において、視覚障がい者向けiPhoneの使い方講習会や相談会などを定期的に開催し、視覚障がい者のサポートを行なっています。
地方では全くサポートを受けることができないところも少なくありません。全国のサポート団体や関係団体との連携を深め、このようなデジタルデバイドの解消を進めていきます。
スマホに関心のある方、一緒に活動しましょう。

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