7月12日(水)明石で開催した「視覚障がい者のためのスマホ教室」で神戸新聞の取材があり、16日の朝刊に掲載されました。なお、今回のスマホ教室は、兵庫県身体障害者福祉協会から後援いただいたものです。


■スマホ教室
7月のスマホ教室のテーマは、「防災アプリで災害に備える」です。Yahoo防災速報アプリを取り上げました。このアプリを取り上げた理由は、自宅近辺の想定される災害危険度が、マップでなく、テキストで表示され、読み上げることができるからです。
行政が出しているハザードマップは、文字どおり、地図画像で提供されており、視覚障がい者単独では確認することができません。Yahoo防災アプリのこの機能は、視覚障がい者にとってすばらしいものと言うことができます。


スマホ教室の風景1

スマホ教室の風景1

また、防災タイムラインという機能があり、自宅周辺の想定危険度を調べ、事前に設定した警戒レベルで行うべき行動や避難所について確認ができます。

■アクセシビリティに問題
「ボタン」「タブ」などのコントローラーを読み上げない箇所が多くありました。「ボタン」「タブ」と読み上げないと、視覚障がい者には使えないので、アプリの改善が必要と思われました。


スマホ教室の風景2

スマホ教室の風景2


スマホ教室でのサポーターを募集中


スマホ講習会や個別サポートで視覚障がい者のアイホン操作をサポートしていただける方を募集中です。
スマホに関心のある方一緒に活動しませんか。
スマホサポートを希望される方は次のメールまたは電話、Webフォームでご連絡ください。
・e-mail: info-ABC-@voice.digital-society.org
 なお、送信の場合、上記アドレスの -abc-の部分の削除をお願いします。
・Tel:079-228-5856(栗川)
・Webフォームによる申し込み


姫路デジタルサポート

私たちは、「見えない人」や「見えにくい人」のデジタル活用、特にスマホの普及促進活動を行なっています。姫路市や明石市、加古川市やその周辺において、視覚障がい者向けiPhoneの使い方講習会や相談会などを定期的に開催し、視覚障がい者のサポートを行なっています。
地方では全くサポートを受けることができないところも少なくありません。全国のサポート団体や関係団体との連携を深め、このようなデジタルデバイドの解消を進めていきます。
スマホに関心のある方、一緒に活動しましょう。

〒670-0826
姫路市楠町
TEL : 079-228-5856
https://voice.digital-society.org/