視覚障がい者のための歩行支援システム体験会
2月15日(水)歩行支援システムの体験会を行いました。参加者は、姫路、明石の視覚障がい者6人とガイドさんです。今回は行政の方も参加いただきました。神戸市のポートライナーの駅近辺で実証実験中の「NaviLens」「コード化点字ブロック」を、実際にiPhoneを使って利用してみました。
5月にも体験会を行う予定です。
体験会の概要
- JR三ノ宮駅に集合し、スタート地点の神戸市営地下鉄 山手線三宮駅改札出口に向かいました。
- 地下鉄改札出口からJR三ノ宮駅東改札を経由して、ポートライナー三宮駅、さらに、ホームまでの間、ナビレンズを体験しました。その後、ポートライナーで医療センター駅に移動して、駅から神戸アイセンターまでコード化点字ブロックの体験をしました。
- ナビレンズの使い方については、NPO法人 アイ・コラボレーションの板垣さん、北山さんに説明をいただきました。また、コード化点字ブロックの使い方については、運営団体の山口さんに説明をいただきました。
- その後、意見交換会では、体験の感想だけでなく、運営側に質問や要望を行いました。
ユーザーの感想
- タグをうまく検出するために、スマホの持ち方などの工夫や練習が必要と思う。
- トイレの前のコード化点字ブロックは、トイレの内部の状況を詳しく説明してくれるので、トイレ使用時には大変役立つと思う。
- 自動販売機にも、ナビレンズのマーカーが貼ってあり、それを読み上げると、お金の入れ方や、商品の位置と名前を丁寧に読み上げてくれた。一人でも使えそうな感じがした。
- 駅のホームの転落防止に利用できないないか。
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