2023年(令和5年)4月28日(金) 的形こども園5歳児38人と礒地区を歴史探訪しながら、恒例の礒山でノジギクの苗を植付け体験しました。出発前、園庭でノジギクのお話や、自動車が通る歩道や山道を歩くときの注意を聞き、2人ずつ手をつなぎ出発しました。


園長先生含む先生6名、里山会12名、一般参加2名、 計20名で見守りました。元気よく2人ずつ手をつないで歩き、自動車が来れば道路の端に寄り立ち止まり、自動車が通過するまで動かず安全を確認してから歩きます。ルールを守って歩きました。


貧乏岩。この岩、貧乏岩と名前が付いています。
なぜ、貧乏岩と云われるようになったかを説明しました。この辺りは昔海の中で、この岩は海の中にあったのです。ここに沢山のお船が通り、運の悪いお船がこの岩にぶつかって船を壊したことから、直すのにお金がかかり貧乏したから貧乏岩と呼ばれようになりました。


中村家の酒蔵です。古い蔵があります。これは中村家の酒蔵で、今から150年前に酒屋を始めようとして蔵を建てましたが、お水が酒に向かないので止めました。お酒は一滴も造っていませんが、今でもこの蔵を酒蔵と呼んでいます。


標高60mのお山に登って行きます。お山に登って行く山道は、手を離して1人ずつ一列で登って下さい。狭い崖のところは先生・里山会の皆さんが立って見守り、無事、急な坂道を登りました。


空頼坊の墓です。世の中が良くないときも、新しい考えで世の中を良くした賢いお坊さんのお墓です。
この建物の中に石を五つ積んだ五輪塔というお墓がありますので順番に見て下さい。


ノジギクを植える礒山の頂上に着きました。
里山会の船越会長が説明
このノジギクの苗を皆さんで植えます。皆さんがこれから植えるこのノジギクの苗は、秋に白い花が咲きますので、秋に一緒に来て楽しみたいと思っています。今からポットの苗を1本ずつ植えて下さい。


ポットを片手に持って少し斜めにして、片方の指をポットの底の穴に差し込むと、ノジギクの苗をポットから取り出すことが出来ますと説明し、見本を見せました。


ポットよりノジギクを取り出す初めての体験です。
ポットの後ろの穴に指を入れて強く押す。
“取れた”と喜びました。


土がバラバラにならないように、抜き取った株を掘った穴に丁寧に入れます。


穴の中に入れたノジギクの苗の根元に土を寄せて手のひらで軽く押え固定させます。


ノジギクの苗を植えたあと、山頂に設置した雨水タンクからバケツに水をくみ、順番にジョロでたっぷり水やりをしました。


れもんぐみ、ぶどうぐみの園児が、自分の植えた花壇に看板を順番にハンマーで打ち込みました。


ぶどう組が植えたノジギクの苗、秋が楽しみです。

れもん組が植えたノジギクの苗、秋が楽しみです。

パラグライダー基地。一気に明るい広い場所に着きました。霞んで遠方の島々が見えないが、播磨灘の海の景色を眺めました。


階段のない坂道を下山して、車が通らない的形川沿いの道を2人ずつ手をつなぎ、こども園に向います。


お昼前、無事に子ども園に帰ってきました。

里山会の船越会長から
これだけ歩いたら疲れたと思います、今日はノジギクを植えました。
今度は秋、ドングリが落ちている頃に皆と一緒にお山に行きます。皆さんが植えたノジギクが咲いていると思いますので見に行くのが楽しみですね。お疲れ様でした。



園長先生から
皆さんが安全に帰れました。皆が気を付けたこともあると思いますが、里山会の方が道の安全の確認や草を刈ってくれて危なくないように準備をしてくれています。今日も危ない所に立って下さり、転び落ちたり離れたりしないように見守って下さいました。また秋に今日植えたノジギクを見に行きますので楽しみにしてくださいね。里山会の方ありがとうございました。 


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