姫路城がブルーにライトアップされました。

9月23日は国連で決議された「手話言語の国際デー」。制定された5年目の今年、世界ろう連盟および
全日本ろうあ連盟の呼びかけで、ランドマークや公共施設がブルーにライトアップされました。
姫路城でも点灯に合わせて、聞こえない人、手話サークル会員、その家族が集まり記念撮影を行いました。
虹の会からも十数人参加しました。


姫路手話サークル 虹の会

 姫路手話サークル虹の会は、昭和47年に発足しました。以来半世紀近く聴覚障害の方々と共に歩んでまいりました。

 手話サークルとは“聞こえない世界を一番理解している”聞こえる集団です。
 聴覚障害の方々と交流する中で、お互い尊重し信頼を高め合い、より良い社会の実現にむけて互いに学び合っています。

 手話というのは 手の形が同じでも向きが違えばまったく別の言葉になってしまいます。
 例えば手をグーにしてその指側を自分に向け左手と右手をボンと合わせれば、[常識]という手話になります。

 これを逆にして手甲を自分に向けて同じく左右のこぶしを合わせると[お見合い] という言葉になります。

 真逆の形で 意味がまったく違ってしまう手話は、他にもたくさんあります。しかしあまり気にしていたらろうの方との会話は面白くありません。

 堂々と間違えてろうの方には何 をいっぱい付けてもらい前後の脈絡で解読していただく。その繰り返しの中で手話は上手になっていきます。

 日本語を覚えたての外国人に「君こわいいね」と言われて、「あ、それを言うならかわいいねだ」と突っ込むみたいに。
 手話での会話って 楽しいと思いませんか?

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