2/7(火曜日)昼の部サークル例会で久しぶりに講師をお招きして講演会をしました。
デーマは「医療現場における手話通訳者との協働 ~全ての人への健全な医療行為に向けて~」

講師は関西学院大学人間福祉学部非常勤講師で、手話通訳士でもある平 英司先生。共同研究をされた内容の発表、ということで
1月には夜の部例会でも同じテーマでお話いただきました。
医療現場は聞こえない人が一番多く手話通訳を利用する現場であり、聞こえない人の参加もたくさんありました。


姫路手話サークル 虹の会

 姫路手話サークル虹の会は、昭和47年に発足しました。以来半世紀近く聴覚障害の方々と共に歩んでまいりました。

 手話サークルとは“聞こえない世界を一番理解している”聞こえる集団です。
 聴覚障害の方々と交流する中で、お互い尊重し信頼を高め合い、より良い社会の実現にむけて互いに学び合っています。

 手話というのは 手の形が同じでも向きが違えばまったく別の言葉になってしまいます。
 例えば手をグーにしてその指側を自分に向け左手と右手をボンと合わせれば、[常識]という手話になります。

 これを逆にして手甲を自分に向けて同じく左右のこぶしを合わせると[お見合い] という言葉になります。

 真逆の形で 意味がまったく違ってしまう手話は、他にもたくさんあります。しかしあまり気にしていたらろうの方との会話は面白くありません。

 堂々と間違えてろうの方には何 をいっぱい付けてもらい前後の脈絡で解読していただく。その繰り返しの中で手話は上手になっていきます。

 日本語を覚えたての外国人に「君こわいいね」と言われて、「あ、それを言うならかわいいねだ」と突っ込むみたいに。
 手話での会話って 楽しいと思いませんか?

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